きいろいゾウ

やはり映画館はいいなぁ。
就職活動を終えたら映画館に住もうと思います。



西加奈子さんの同名小説を映画化。
ツマ、ムコと呼び合い田舎で暮らす夫婦の物語です。


私は原作を読んでいたので、植物や動物の声が聞こえるツマさん(宮崎あおい)への免疫はついていましたが、原作を知らない人には厳しかったみたい。観終わったあと、隣の女子大生さんが「ついてけなかった」とおっしゃっていました。気持ちはわかります。


ツマさんの精神がね、心配になるんですよね。
ムコさん(向井理)もラスト、ツマさんのことを「ちょっとめんどくさい」と言っていましたし。でも、あおいちゃんだから許された気がします。たとえば蒼井優さんだと、本気で怖い。念のため言いますが、私はあおいちゃんも蒼井優さんも大好きです。


向井さんは結構露出が多いから、テレビっ子の私は向井さんの女性観をある程度知っています。だからか、すごく違和感がありました。向井さん、こんな彼女速攻で切るでしょ、と。私のイメージではムコさんはオダギリジョーさんです。


ストーリー全体もちょっとついていけないかも。
ぎりぎり理解はできるけど、なかなか共感が無いんですよね。


メインの2人より、周りの人々のシーンのほうが好きです。
なかでも大地くん(濱田龍臣)のラブレターはキュンキュンします。
あとは、声のみの出演がやたら豪華。


まぁ、私は原作も好きじゃないので、どうしたって辛口になってしまいます。あおいちゃんが好きだから観たんだもの。でも今のところこの映画の良い評価を聞かないです。さて、みなさんはどうですか?


余談。
今回のベストオブ宮崎あおいさんは、海に行く途中でイライラしているあおいちゃんです。ぜひご覧あれ。


あー、それにしても、舟を編むは絶対あおいちゃんじゃないよなぁ。