ガリレオの苦悩/東野圭吾

立て続けに読んでいたガリレオシリーズ、これにて文庫本読破です。
ハードカバーにも進んでしまおうかと思いましたが、次の『真夏の方程式』は映画公開前には文庫化すると予想し、それまで待とうと思います。


ガリレオの苦悩 (文春文庫)

ガリレオの苦悩 (文春文庫)


第一章 落下る おちる
(その瞬間を見ていた容疑者)
第二章 操縦る あやつる
(探偵へヒントを出す老人)
第三章 密室る とじる
(密室の中にいない被害者)
第四章 指標す しめす
(水神様を信じる少女)
第五章 攪乱す みだす
(自由に殺める悪魔の手)


第二章が断トツにおもしろかったです。
トリックそのものより、犯人の心情に深みのあるところが気に入りました。
この人間関係で長編を書いて欲しかったなぁ。


ガリレオシリーズの長編『容疑者Xの献身』『聖女の救済』がとてもおもしろいと、もはや短編集では満足できなくなっています。『真夏の方程式』は長編なのかしら?調べることもせず、文庫化を待ちます。


さて。次は何を読みましょう。