悪人
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: DVD
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やっと観ました。悪人。
これもお正月休みのもの。
「同窓会」と同じく舞台は九州。
「悪人」のほうが方言に違和感が無かったですね。
なんてったって、私の父は九州男児です。「悪人」を見ていて、深津さんの働いている紳士服店の場所を知っていましたからね。佐賀弁にはうるさいですよ。
満島ひかりさんが良い!
私は彼女が生きているときのシーンがとても好きでした。とんだあばずれ女の役でしたが、満島さん、良い!この満島さんを見れただけで私は満足です。
物語としては、正直拍子抜け。
終わったときに、「え、これだけ?」と言ってしまいました。
どんでん返しを最後まで期待していたんですよね。
原作の吉田修一さん「パレード」の印象に引っ張られすぎたかしら。
吉田さんの小説は何作か読んでいるけれど、「パレード」が一番好きだからかな。映画も良かったですし。
どうしても、誰にも共感できなかった。
「悪人」だから、仕方ないのかな。
「善人」は、ひょっとして一人もいなかったかもしれません。